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何しろやたらと怪我が多いサッカー選手がおりました。

彼の名前は水島武蔵。
百発百中のフリーキックを武器とする、
日本代表の中盤の司令塔。

そんなヤワな男が挑んだ最後の晴れ舞台、
`89年ワの付く大会の予選。
中盤の激戦の中、いい所でまたもや負傷した武蔵は、
激痛の中で意識を失ってしまいます。

そして目がさめると何故だか彼は少年で、
謎と仕掛けの「少年の船」に乗って遠い旅に出る羽目に

武蔵が妄想の海を旅する冒険模様に
戦い続ける日本代表の試合模様を合わせて、
多重中継にてお届けする新型アポロ第十回公演は
「中盤のパラノイア」
80年代のフットボール・オデッセイ。


サッカー選手。ファミコン「スーパーフォーメーションサッカー」日本代表の「たけぞう」とは彼のことである。わずか10歳でプロ選手を夢見てブラジルへ渡り、名門サンパウロFCのユースチームで大活躍した。
その漫画的な半生はのちに漫画のモデルにもなった。「キャプテン翼」である。このマンガがなければ日本サッカーの躍進はありえなかった。だとすれば、そのモデルとなった水島武蔵がいなければ?



1989年の水島武蔵の能力をテレビゲーム風にグラフにしてみたらこんな感じ。スピード60。ドリブル68。シュート63。人気42。そしてフリーキック、100



四年単位でぐるぐると回り続ける。最大の目標はワールドカップだけど、1989年の段階ではまだ一度も出場を果たしていなかった。主力は奥寺康彦、井原正己など


英語教科書でおなじみの有名黒人牧師。市立中学校の教室の前で耳を澄ませば、「I Have A Dream」という彼の言葉が今でも聞こえる


バンドの歴史の始まりにして、おわり。「最高」のバンド。オリジナルメンバーのうち、ジョン・レノンが銃弾に倒れ、ジョージ・ハリスンが病魔に倒れた。生き残りはあと二人



教科書よりもよく読んでいたモンスター雑誌。拳王のいきざまに人生を学び、雪藤のせいで自転車のスポークを盗まれた。この本の中を生きる人々は死んでは生き返り、死んでは生き返る



豊島区が誇る巨大な航海の殿堂。
池袋駅徒歩三分であり、アクセス良好

THE LATEST APOLLO SQD.2002
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