バーチャルあいどる・透明鴒
サイバー空間上に存在して、世界を眺め続ける仮想人格のこと。いまネットでこのページを眺めているあなたや、この世界のあらゆる出来事をコンピュータを通して眺め続けている「あいどる」、それが透明鴒(レイ・トウメイ)です。
アポロのお話「A04キャンディッド・プレイヤー」、「A06あいどると続編の回路」、「A07非線形のハッピィ・エンド」、「A08月面」、「A11フラワーズの果てしない流れのはてに」で坂田昇子が演じていたのは全てこの「透明鴒」です。ある時は世界の片隅から、またある時は世界そのものとして、またある時は一個の人格として、アポロの物語に登場する人々を茶化したり勇気づけたりしているのです。
ちなみに「透明鴒」という名前は言うまでもない事ですが、ウィリアム・ギブスンの小説「あいどる」「フューチャーマチック」に登場するあいどる「投影麗(れい・とうえい)」への ぱくり オマージュ。
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